「ASA・朝日新聞販売所の現状」
朝日新聞販売所はASAと表記される、朝日新聞購読者にとっての窓口です。新聞を配達し、集金をし、新規契約を取る業務を新聞社に代わって行っています。近年、ネットの普及に伴って苦戦が報じられる新聞業界ですが、販売所の現状はどのようなものでしょうか。
朝日新聞販売所は、各世帯と朝日新聞社を橋渡しする営業所のことを指します。全国で5700店舗が展開しており、全国に毎朝朝日新聞を届けています。
朝日新聞販売所は、朝日新聞社と同じ会社ではありません。朝日新聞社と契約をしており、朝日新聞の配達や集金、顧客の管理、新規契約の取得などの業務を代行しているのです。
朝日新聞販売所はASA(朝日サービスアンカー)と呼ばれ、地域に密着した営業を行っています。
新聞販売店の一般的な傾向として、東京や大阪、福岡などの都市部では特定の新聞だけを扱う専売店が多く見られます。朝日新聞販売店も例外ではありません。地方では、複数の新聞を扱う販売所も多く見られます。
先ほど述べたように、朝日新聞販売所は朝日新聞社の子会社ではありません。あくまで朝日新聞の「取引先」という扱いであり、個人経営、家族経営の小さな販売所がほとんどです。
では、朝日新聞販売所の運営はどのように成り立っているのでしょうか。収入源は新聞の購読料と、折り込みチラシの広告料ということになります。
しかし、朝日新聞販売所はまず、朝日新聞を買って、それを売るわけですから購読料の収入はほんのわずかです。実際には折り込みチラシの広告料と新聞社からの補助金で経営が成り立っているのです。
朝日新聞販売所には、新聞配達員、折り込みをする作業員、集金業務員などがおり、彼らによって業務がなされています。家族経営の販売所は所長自ら全ての作業に参加します。
朝日新聞販売所に限らず、新聞販売所勤務は激務である場合が少なくなく、離職率が高いと言われています。適時、各朝日新聞販売所単位で求人をするわけですが、人材確保はどの地域も難しいようです。